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損害保険鑑定人の仕事
損害保険会社は契約物件に火災や台風等で災害が発生した場合、その内容を調査し保険金を支払うことで失われた財物の価値を補填して、被害者の復興に資することを業務としております。
この損害の調査を保険会社から委嘱されその結果を鑑定レポート等で報告し、損害保険会社の保険金支払い業務を円滑に遂行することに資するのが損害保険鑑定人です。
損害鑑定
被害現場の立合い調査を中心として行います。
損害調査は、建築物、機械設備、商品一般、家財、その他、財物(被保険物件)を中心に広範多岐にわたります。
このため、各分野の専門知識、経済、物価動向等を背景に保険価額と損害額を算定します。
また、これらに附帯する業務として被保険者と損害調査内容についての話合いや、事故状況・原因等の調査、修理業者、メーカー等との交渉等もおこないます。
また、地震、台風、雪害、集中豪雨、その他、大規模自然災害が発生した場合など被災地に入り現地調査をおこないます。
評価鑑定
あらかじめ適正な保険価額を算定し保険を付けることにより、保険事故発生時には円滑な保険金支払いが可能となります。
また同時に無駄のない適正な保険料の支払いというメリットもあります。
このことを目的に主に企業物件の各種ビル、工場、プラント施設、機械設備、商業施設、神社・仏閣等特殊建築物等につき、あらかじめ保険価額を評価します。
損害保険鑑定人とは
損害保険鑑定人の発祥は1920年代後半と古く、その後1955年以降に鑑定人制度として整備され現在に至っております。
損害保険会社は契約物件に保険事故が発生した場合、それぞれの自社の損害調査体制を駆使して保険金の支払業務を行いますが、より円滑かつ適切にこれら一連の業務を進めるため損害保険鑑定人を委嘱、活用しております。
この損害保険鑑定人は一般社団法人日本損害保険協会に登録申請を行い、認定試験を経て登録されますが、技能ランクとして1級、2級、3級の3つのランクに分かれています。
登録申請並びに認定試験は3級からスタートして2級、1級と昇級するシステムになっております。
取扱保険種目
  • 火災保険
  • 地震保険
  • 動産総合保険
  • 盗難保険
  • 機械保険
  • 組立保険
  • 建設工事保険
  • 土木工事保険
  • 賠償責任保険
  • 自動車対物賠償保険
  • 店舗休業保険
  • 利益保険
  • その他各種損害保険
主な損害鑑定実績
  • 阪神淡路大震災
  • 東日本大震災
  • タイ洪水
  • 化学工場爆発
  • 各種製造メーカーの工場火災事故
  • その他
関係団体
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